かむりの里の物語《7》

満興寺の七不思議

満興寺の七不思議

太桂山満興寺は、永徳2年(1382年)岩手県永徳寺梅雪禅頭和尚が開山の曹洞宗の古刹で、開基は初代藩主伊達政宗です。伊達15世晴宗、その妻栽松院そして伊達政宗自らの位牌を祀っています。
現在の本堂は明冶に農家を移築したもので、山門は4代綱村が建替えたとも、仙合城辰の口御門を永安寺を経て移築したものとも言われています。屋根は当初は茅葺きでしたが昭和元年(1926年)頃から瓦葺になりました。政宗の祖母栽松院が晩年白石城に住み、没後も城内に葬られたため、墓参に訪れた政宗は当寺にお仮屋を置いて宿泊したIといいます。
満興寺には次の七不思議が伝えられています。
満興寺の七不思議①寺内あるいは近隣に異変が起こる時は、その前に白蛇(狐)が現れて教えてくれる。
②満興寺の境内にある一夜にして大きくなった桂の木。
③住職が亡くなる時、池の小石が吹き上がる。
④池の小鮒の目が片目である。
⑤普通とは逆に下向きに枝を伸ぱす竹。 
⑥どんなに干ぱつの時でも、寺内に湧く水は枯れない。
⑦大雨の時でも、軒から落ちる雨雫の音が客殿には聞こえない。