かむりの里の物語《16》

阿久玉御前の化粧水

阿久玉御前イメージ

阿久玉御前イメージ

七北田の山の寺洞雲寺に伝わるお話です。
平安の昔、坂上田村麻呂の父である苅田麻呂が蝦夷征伐の折、宮城郡利府郷に宿陣しました。その畤、九門長者の女阿久玉を愛し、苅田麻呂が京に帰った後阿久玉は男子を出産し千熊丸と名付けました。千熊丸は大菅谷保の佐賀野寺(山の寺の前身)で学門をし、観音様に京都にいる父苅田痳呂のもとに行けるよう祈願しました。この願いががない京に上り、成長して坂上田村麻呂になったといいます。山の寺にある岩谷観音が、田村麻呂祈願成就の観世音であると伝える封内風土記もあります。
千熊丸が利府がら佐賀野寺に通う途中、太陽を拝んだという場所を「天拝坂」と称し、また利府菅谷に「子安観音」が祀られていますが、千熊丸を健全に育ててくれた守り本尊もあったと伝えられています。
また、泉区の朴沢小屋沢の入り口にこんこんと湧く清水があるのですが、これが阿久玉御前の化粧水と、昔がら伝わっています。
※参考:「泉市史/第1節・泉市の古代史」

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